ダリアの花言葉は怖い？意味や由来、色別(赤・白・黄・青)などもご紹介！

2024年2月15日

ダリアは、夏から秋にかけて咲く、華やかな色と形の多様性が特徴の植物です。
大輪から小輪まで、さまざまなサイズと色の花を咲かせ、八重咲きや一重咲きなど形状も豊富です。
その美しさと品種の多さから、園芸愛好家に特に人気があります。

そんなダリアですが、実は花言葉が怖いという噂がチラホラと出ているようです。

そこで、この記事では、ダリアの花言葉や由来などご紹介したいと思います。

ダリアの花言葉は本当に怖いのか、ぜひ確認してみてください。

【怖い？】ダリアの花言葉と由来をご紹介！

『ダリア』はキク科の植物で、メキシコやグアテマラ原産でメキシコの国花でもあります。
日本に持ち込まれたのは江戸時代末期だと言われており、牡丹の花に似ていることから『天竺牡丹』と呼ばれています。
ガーデニングにも用いられ、花束やフラワーアレンジメントなどでも好まれているお花ですね。
大きさや花の形は様々で、色は白色、赤色、黄色、オレンジ色、ピンク色、紫色など様々です。
そんなダリアの花言葉を紹介していきましょう。

ダリアの花言葉

・華麗
・優雅
・気品
・感謝
・背信
・移り気
・不安定

などがあります。

【色別】花言葉はこちら＞＞
【英語名】花言葉はこちら＞＞

花言葉の由来

『華麗』は、まさにダリアを象徴する花言葉です。
まるで内面から滲み出たような美しさを持つダリアは、非常に華やかで麗しい花ですね。
『優雅』『気品』などに関しても、その見た目の美しさからつけられた花言葉だと考えられます。

また、『背信』や『裏切り』は、ナポレオン1世の妻のジョセフィーヌが好んで育てたダリアの花が盗まれたことに由来していると言われています。
盗んだのは貴族の女性で、それはジョセフィーヌにとって、まさに『背信』であり『裏切り』であったのです。

さらに『不安定』は、ダリアの流行が、ちょうどフランス革命後であったことに由来しているそうです。
当時、不安定な政治状況のために非常に不安で困難な時代であったという背景がそのまま花言葉になったようですね。

ダリアの特徴

ダリアはキク科テンジクボタン属の植物で、和名を『天竺牡丹』と言います。
メキシコ原産で夏の終わりから秋まで花を楽しませてくれる多年草です。
ダリアは球根で、実はその形が少し変わっており、楕円形の細長い形をしています。
種類が多いので、品種によって草丈も花の色も咲き方も花の大きさ異なります。
非常にバリエーションが豊富なので、ダリアのフアンは多いようです。
草丈が150㎝にまで伸びるものや、50㎝以下のもの。
大輪、中輪、小輪。
丸みのある花、花びらが尖った花。
本当に様々です。
また、ダリアは切り花として花束やフラワーアレンジメントにもよく使われています。
花屋では1年中店頭に並んでいるため、旬を知らない方も多いかもしれませんね。

【色別】ダリアの花言葉

ダリアには様々な色のバリエーションがあります。
その色の一つ一つに花言葉がありますので、ここでは色別の花言葉を紹介していきましょう。

赤色のダリアの花言葉

赤色のダリアの花言葉は『華麗』です。
赤の華やかさがそのまま付けられた花言葉ですね。

白色のダリアの花言葉

白色のダリアの花言葉は『感謝』『豊かな愛情』です。
汚れのない真っ直ぐな気持ちを表した花言葉ですね。

黄色のダリアの花言葉

黄色のダリアの花言葉は『優美』『栄華』です。
パワフルなカラーである黄色は、目を引く魅力的な花色ですね。

青色のダリアの花言葉

青いダリアの花言葉は『不可能』です。
実は青色のダリアは存在していませんでした。
その青色を千葉大学の研究グループが作り出したのですが、それまでは『不可能』だと考えられていたことから、この花言葉が付けられたのです。

【英語名】ダリアの花言葉

ダリアは英名は『Dahlia』で、学名は『Dahlia spp.』となります。

英語の花言葉

『dignity（ディグニティ―）』は威厳
『elegance（エレガンス）』優雅

という意味となっています。

ダリアの種類

ダリアには非常に数多くの種類が存在しています。
品種改良が進み、さらに新たな品種が生まれることが期待できるでしょう。
それでは、代表的な品種をご紹介します。

皇帝ダリア

皇帝ダリアは、ダリアの中でも最も大きな花を咲かせる原種の1つです。
草丈は最大で約4～5mになり、上品なピンクの花びらと堂々とした存在感が特徴です。

満天

満天はフォーマル・デコラティブ咲きで、発色の良い美しい黄色の花を咲かせます。

ポートライトペアビューティー

ポートライトペアビューティーは品種改良されて長野県で生まれた品種です。
オレンジ色と白色の花びらで中輪サイズの花を咲かせます。
フォーマル・デコラティブ咲きは花の縁が白いのが特徴で、非常に美しく、切り花としても好まれています。

サンタクロース

サンタクロースはアメリカ生まれの品種で、花びらは赤色と白色、中輪～小輪の花を咲かせます。
インフォーマル・デコラティブ咲きで、縁に向かって色が白色になっていくグラデーションが美しい花です。

かがり火

かがり火は、その名前を連想させるオレンジ色の中大輪の花を咲かせる品種です。
多少大ぶりな品種で、初心者でも上手に育てることができる育てやすいのが特徴です。

天空

天空はその名の通り上向きに花を咲かせる品種です。
中大輪の花びらで黄色の早生き、淡い黄色が美しいスイレン咲きの品種です。

ダリアの季節や開花時期

ダリアは夏の花、開花時期は7月～10月です。
開花の期間が長いため、花壇やプランターに植えて楽しむ方も多いでしょう。
品種によっては暑さに強く寒さに弱いものもありますが、全般的に暑さに弱いため、見頃は7月の上旬と10月の下旬となります。
暖かい地域では6月には開花するところもありますが、全国的に10月ごろが満開の時期だと言えます。
ただし、ダリアは品種が多いため、品種によって開花時期が異なります。