カーネーションは、豊かな色彩とフリル状の花びらが特徴の植物です。
赤、ピンク、白など様々な色があり、長い間花を楽しむことができます。
特に母の日には感謝の意を表して贈られることが多く、愛情や尊敬の象徴とされています。
その耐久性の高さから切花としても人気があります。
そんなカーネーションですが、実は花言葉が怖いという噂がチラホラと出ているようです。
そこで、この記事では、カーネーションの花言葉や由来などご紹介したいと思います。
カーネーションの花言葉は本当に怖いのか、ぜひ確認してみてください。
【怖い?】カーネーションの花言葉と由来をご紹介!【母の日に贈る言葉】
『カーネーション』と言えば“母の日”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は、この“母の日”に贈るようになったのには、カーネーションの花言葉が関係しているのです。
そんなカーネーションの気になる花言葉は・・・。
カーネーションの花言葉
・無垢で深い愛
・卓越
・愛情
・名声
・若い娘
・清らかな慕情
などです。
【色別】花言葉はこちら>>
【本数別】花言葉はこちら>>
【英語名】花言葉はこちら>>
この『無垢で深い愛』こそが母への愛を象徴しており、“母の日”に贈るようになったと言われています。
そんな花言葉を知った上で“母の日”に贈るカーネーションは、格別の思いを込めることができるのではないでしょうか。
また、この花言葉を知った上でもらったカーネーションの花は、これまでの母の日とはまた違った思いで受け取ることができますよね。
花言葉の由来
花言葉の中の、『清らかな娘』『清らかな慕情』の由来をご紹介しましょう。
ギリシャ神話にはカーネーションの神話があります。
ローマの娘ソ二クスは冠作りが非常に得意で、才能があると言われていました。
しかしその才能を妬まれ、殺されてしまうのです。
神ゼウスの息子アポロンは、以前神の祭壇を美しく飾ったソ二クスに感謝し、敬意を表して美しいカーネーションの花に変えたと言われています。
カーネーションは『神の花冠』という意味があります。
カーネーションの特徴
カーネーションは ナデシコ科ナデシコ属で、南ヨーロッパ・西アジア原産の植物です。
花の時期は2月~5月、多年草なので上手に育てれば毎年咲かせることができます。
切り花で売られていることが多いですが、最近は鉢植えで売られていることも多くなりましたね。
鉢植えの場合は、毎年花を咲かせることができますので、置き場所や水やりに気を付けて大切に育てると良いでしょう。
切り花の場合は、“母の日”に関わらず花束に混ぜることが多くあります。
盛り花やフラワーアレンジメントなどでも、カーネーションは使いやすい花だと言えるでしょう。
【色別】カーネーションの花言葉
カーネーションは“母の日”に贈ることが多い花ですが、実は色によっては贈り物として適さないものもあります。
色別に花言葉がありますので、是非、参考にしてください。
赤色のカーネーションの花言葉
『母への愛』『母の愛』
濃い赤色のカーネーションの花言葉
『妻や子どもに対する深い愛情』『愛着』
浅紅色のカーネーションの花言葉
『称賛』『憧れ』『敬愛』
ピンク色のカーネーションの花言葉
キリスト教では、聖母マリアの涙の後にピンクのカーネーションが生えたと言われています。
『熱愛』『美しい仕草』
オレンジ色のカーネーションの花言葉
『純粋な愛』『あなたを熱愛します』『清らかな慕情』
ただし、花の形状によっては“母の日”の贈り物としては相応しくないものもあります。
黄色のカーネーションの花言葉
『軽蔑』『侮蔑』
“母の日”には相応しくない花言葉ですね。
緑色のカーネーションの花言葉
『癒し』『純粋な愛情』
白色のカーネーションの花言葉
『亡くなった母への愛』
紫色のカーネーションの花言葉
『誇り』『気品』
青色のカーネーションの花言葉
青色のカーネーションは着色したものです。
『永遠の幸福』
絞りや斑入りのカーネーションの花言葉
『愛の拒絶』
【本数別】カーネーションの花言葉
カーネーションは本数によっても花言葉が変わりますので、贈るときには本数にも気を付けることをおすすめします。
それでは、カーネーションの本数別の花言葉を紹介していきましょう。
・ 1本 =『感謝』
・ 2本 =『誠実』
・ 3本 =『幸福』
・ 4本 =『信頼』
・ 5本 =『希望』
・ 6本 =『愛情』
・ 7本 =『情熱』
・ 8本 =『真実』
・ 9本 =『尊敬』
・10本 =『栄光』
・11本 =『努力』
・12本 =『永遠』
【英語名】カーネーションの花言葉
カーネーションは英名は『Carnation』で、学名が『Dianthus caryophyllus』となります。
ここでは、西洋の花言葉を花の色別にご紹介します。
赤色のカーネーションの花言葉
『熱列な愛情』『欲望』『傷心』
ピンク色のカーネーションの花言葉
『母の不滅の愛』『哀れな心』
白色のカーネーションの花言葉
『あなたの愛は生きています』『私の愛は生きています』『純な愛情』
紫色のカーネーションの花言葉
『移り気』
カーネーションの種類
カーネーションの種類は、実に数千品種あります。
品種改良によって、色や寒さへの耐性など、様々な特性を持ったカーネーションが生まれています。
大きく分けると、スタンダードタイプとスプレータイプに分けられます。
スタンダードタイプ
エレノア、クリスティナ、オズボーン、セルバンテス、コマチ、フェイス、シュクレ、ホワイトラブ、フェイス、プリンス、モンブランなど。
1つの茎に1輪の花が咲き、花びらが多いのが特徴です。
花が大きくボリュームがありますので、花束にしても映える花です。
スプレー咲き
スプレー咲きタイプの品種
エース、エスタシオン、サラダ、キャンドル、ソニア、タイム、セーラームーンオレンジ、ミルキーウェイ、ブライダルホワイト、モンタナなど。
茎が枝分かれして数輪の花が咲き、花は小ぶりです。
しかし花の数が多いため、全体にボリュームがあるのが特徴です。
花の形にには4つのタイプがあり、『剣弁咲き』『極剣弁咲き』『丸弁咲き』『一重咲き』があります。
カーネーションの季節や開花時期
カーネーションは、1年中花屋の店頭に並んでいる花ですので、花の季節を知らない方も多いのではないでしょうか。
開花時期は春から初夏にかけて、4月~6月です。
ピークはまさに“母の日”がある5月中旬です。
また、カーネーションは元々は1年に1回花を咲かせる一季咲きでしたが、近年では品種改良によって9月~10月にも花を咲かせる品種が増えています。
カーネーションの中には、四季咲きのものもあります。
ですから、花屋の店頭に1年中並んでいるのも頷けますね。
家庭でも、上手く育てれば春と秋に咲かせることができるでしょう。
“母の日”に鉢植えのカーネーションをもらった場合は、秋にも咲かせることに挑戦してみると良いですね。
カーネーションの誕生花
カーネーションが誕生花となっている月日は下記の通りとなっています。
・1月11日(ピンク)
・3月10日
・5月13日
・5月15日(ピンク)
・6月15日
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