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葵(タチアオイ)の花言葉は怖い?意味や由来、種類、英語名の花言葉もご紹介!

タチアオイは、夏に鮮やかな大輪の花を咲かせる一年草です。
花色は赤、ピンク、白、紫など多彩で、一つの茎に複数の花が順に咲きます。
その華やかな見た目と香りから、ガーデンや公園、切花としても人気があります。

そんなタチアオイですが、実は花言葉が怖いという噂がチラホラと出ているようです。

そこで、この記事では、タチアオイの花言葉や由来などご紹介したいと思います。

タチアオイの花言葉は本当に怖いのか、ぜひ確認してみてください。

【怖い?】葵(タチアオイ)の花言葉と由来をご紹介!

『タチアオイ』はアオイ科ビロードアオイ属の植物で、和名は『立葵(タチアオイ)』と言い、別名『梅雨葵(ツユアオイ)』『ホリホック・ホーリーホック』とも呼ばれています。
原産地は中国・西アジア・東ヨーロッパで、葵という名前はアオイ科の植物の総称です。
アオイ科には、タチアオイ・ハイビスカス・フヨウ・ムクゲ・モミジアオイなどがあります。
徳川の紋章が葵の御紋であることは有名ですね。
また、京都の葵祭(賀茂祭)も有名なお祭りです。
これらはいずれも“ウマノスズクサ科”の『フタバアオイ』です。
花色は赤色・ピンク色・白色・黄色・オレンジ色などがあり、和名の立葵(タチアオイ)は茎が太く真っ直ぐに立っている姿に由来しています。
ビロードアオイ属の学名は『Althaea(アルテア)』と言い、ギリシア語の“althaino(治療)”が語源となっています。
葵は昔から薬草として用いられており、そのことに由来しているとされています。
また、葵という名前はかつてフユアオイなどを指しており、葉が太陽に向かうことから『仰(あおぐ)日(ひ)』が『葵』になったとも言われています。
葵は、梅雨入りと同時に咲き始め、梅雨明けに咲き終わると言われており、ジメジメと不快指数の高い梅雨時期を爽やかに演出してくれます。
それでは、そんな葵(タチアオイ)の花言葉をご紹介しましょう。

葵(タチアオイ)の花言葉

・大望
・野心
・豊かな実り
・気高く威厳に満ちた美

などがあります。

【英語名】花言葉はこちら>>

葵(タチアオイ)の花言葉の由来

花言葉『大望』『野心』『豊かな実り』は、葵(タチアオイ)にたくさんの実が生ることにことに由来して付けられたと言われています。
また、『気高く威厳に満ちた美』は、真っ直ぐ伸びた背の高い茎に花を咲かせる花姿に由来しているとされています。

【女の子の名付で人気】葵(タチアオイ)の特徴

『葵』は、女の子の名付で非常に人気の高い名前です。
2015年には1位になるほど多くの方が『葵』という名前を付けており、現在も上位に入る人気を誇っています。
確かに可愛らしい名前ですね。
「葵ちゃん」という響きも日本らしい名前で素敵ですね。

葵は耐寒性にも耐暑性にも優れている丈夫な植物です。
夏の到来を報せるようにハイビスカスによく似た花を咲かせ、ピンク色・黄色濃い紫色など、様々な花色で楽しませせてくれます。
アジア原産ということもあり和の雰囲気が漂い、毎日次々と花を咲かせながら2ヶ月近くも咲き続けます。
下の花穂から順に上へ上へと咲いていき、2ヶ月かけて一番上まで咲き上がっていきます。
一番上の花が咲くと梅雨が明けると言われています。
草丈は2mを超すほど高く、根は広い範囲に張るため、間隔をあけて種まきした方が良いでしょう。
本来、二年草かは多年草の葵ですが、品種によっては一年草のものもあります。
発芽しやすいのでこぼれ種から発芽することもあり、大変育てやすいのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
葵が中国から日本に入ってきたときには、初めは薬草として持ち込まれたと言われています。
現在も薬草としても使われていますが、観賞用としても多くの人に好まれています。
薬草としては、花を乾燥させたものが用いられており、生薬の一種として蜀葵(しょっき)と呼ばれています。
西洋では最古のハーブの一種として、咳止めなどに用いられていたそうです。

葵(タチアオイ)の色別の花言葉はあるの?

葵の花色は赤色・ピンク色・白色・黄色・オレンジ色などがあり、梅雨入りから梅雨明けまでの2ヶ月ほどを美しく彩ります。
ただし現在のところ、花色別の花言葉は存在していません。

【英語名】葵(タチアオイ)の花言葉

葵は英名で『Hollyhock(ホーリーホック)』と言い、その意味は「聖地の花」です。
名前の由来は、12世紀頃の十字軍がシリアから葵を持ち帰ったことに由来していると言われています。
また、学名は『Althaea rosea』です。

英語の花言葉

『ambition(アンビション)』意味は「大望、野心」

『fruitfulness(フルートゥフルネス)』意味は「豊かな実り」

などがあります。

葵(タチアオイ)の種類

葵(タチアオイ)の種類

タチアオイには様々な花色や、一重咲き・八重咲きなど非常に多くの種類が存在しています。
それでは、ここでは葵の種類をいくつかご紹介していきますね。

サマーカーニバル

八重咲きで草丈は約150cmほどになり、花径は約12cmと大振りの花を咲かせます。
ほかの葵に比べて花数も多く、赤色・ピンク色・黄色・白色などの花を咲かせ、非常に人気のある品種です。

ブラックホリホック

別名『クロタチアオイ』とも呼ばれおり、黒っぽい紫色の花を咲かせます。
多年草で一重咲きの花を持ち、草丈は150~200cmほどになります。
ほかの葵に比べると少し早めに花をさかせ、ハーブティーとしても用いられています。
黒色をしていますが、レモン液を垂らすと鮮やかなピンク色に変化し、花弁は鎮痛作用・鎮痙作用・抗酸化作用があります。

マジョレット

草丈は60~70cmと低く、八重咲きの淡い色の花を咲かせます。
ほかの葵に比べて少し遅めに花を咲かせます。

葵(タチアオイ)の季節や開花時期

葵は夏に花を咲かせる植物で、開花時期は6月~8月です。
梅雨入りと同時に花を咲かせ、梅雨明けには花が終わるとされており、梅雨の鬱陶しい時期に鮮やかな花色を楽しませてくれます。
真っ直ぐに伸びた太い茎にいくつも花を付けますが、下から順々に花が咲き、一番上の花が咲くころには梅雨が明けると言われています。
花屋やホームセンターなどに出回る時期は6月~7月です。
根を広く張るため、植えるときには間隔をあけた方が良いでしょう。
丈夫で育てやすいので、初心者の方にもおすすめです。

葵(タチアオイ)の誕生花

タチアオイが誕生花となっている月日は下記の通りとなっています。

6月18日
6月23日
・8月18日(黄)

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