沈丁花(じんちょうげ)は、春に強い甘い香りを放つ白色またはピンク色の花を咲かせる常緑低木です。
小さな花が集まって房状に咲き、葉は光沢のある濃い緑色をしています。
その香りは遠くまで漂い、春の訪れを感じさせる代表的な花の一つです。
そんな沈丁花ですが、実は花言葉が怖いという噂がチラホラと出ているようです。
そこで、この記事では、沈丁花の花言葉や由来などご紹介したいと思います。
沈丁花の花言葉は本当に怖いのか、ぜひ確認してみてください。
【怖い?】沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉と由来をご紹介!
『沈丁花』はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の植物で、原産地は中国です。
花色はピンク色、白色、黄色などがあり、和名は『沈丁花(ジンチョウゲ)』、別名『瑞香(ズイコウ』『輪丁(リンチョウ)』などとも呼ばれています。
花姿は可愛らしく、小さな花からは強い香りが放たれます。
昔から『日本の三大香木』の一つに数えられ、多くの人に愛されてきました。
そんな沈丁花の花言葉をご紹介しましょう。
沈丁花の花言葉
・栄光
・永遠
・不老長寿
・不滅
・不死
・信頼
・歓楽
・青春の喜び
・楽しみ
・甘美な思い出
・自然美
・実らぬ恋
などがあります。
沈丁花の花言葉の由来
沈丁花の花言葉は、冬でも落葉しないで青々と葉が茂っていることに由来していると言われています。
『栄光』『永遠』『不老長寿』『不滅』『不死』などがそうですね。
また『実らぬ恋』という花言葉の由来は、“アポロンとダフネ”というギリシャ神話に由来しているとされています。
それでは“アポロンとダフネ”のお話の一部をお話ししますね。
古代ギリシアのオリンポス山で、女神アフロディーテの息子でキューピットのエロスが、小さな弓矢で遊んでいました。
そこへ、戦の神のアポロンが通りかかり、エロスの小さな弓矢を揶揄してからかったのです。
気分を害したエロスは、手元の金の矢をアポロンに、そして鉛の矢を傍にいたペーネオイスの娘のダフネに放ったのです。
金の矢には恋の魔法が、鉛の矢には拒絶の魔法がかけられており、アポロンは美しいダフネに恋をして、ダフネはアポロンを拒絶したのです。
ある日、アポロンから猛アプローチをかけられたダフネは、父親のペーネオイスのところへと逃げ込みました。
そしてダフネは父親に言ったのです。
「姿を変えてでも、この男から逃れたい!」
そして父ペーネオイスは娘ダフネの願いを受け入れて、ダフネを月桂樹に変えてしまいました。
嘆き悲しんだアポロンは、「少しでもダフネを近くに感じたい」と月桂樹の葉で冠を作って、一生かぶり続けたのです。
この神話に由来して『実らぬ恋』という花言葉が付けられ、『歓楽』『青春の喜び』『楽しみ』『甘美な思い出』は恋するアポロンが由来しています。
しかしここで疑問が生まれますね。
この神話には沈丁花は一度も出てきていないのです。
それでは何故、この神話が沈丁花の花言葉の由来となっているのでしょうか。
実は、沈丁花の葉と月桂樹の葉は良く似ています。
それで、月桂樹と同じ神話が用いられたとされています。
沈丁花(ジンチョウゲ)の特徴【香りが良い花】
沈丁花は庭木として好まれており、春先には強い香りを放ちます。
春を代表する樹木で、春の『沈丁花(ジンチョウゲ)』、夏の『梔子』、秋の『金木犀』で“三大香木”と呼ばれています。
沈丁花常緑低木で、枝先にいくつかの小さな花がを咲かせます。
白い色の花が咲く品種は『シロバナジンチョウゲ』、花の外側が淡紅色の品種を『ウスイロジンチョウゲ』と言い、葉の外側に斑が入っている品種は『フクリンジンチョウゲ』と言います。
『沈丁花』という名前は、花の香りが沈香に似ていることに由来し、さらに十字型の花が『丁子(クローブ)』に似ていることに由来していると言われています。
歴史は古く、室町時代には栽培されていたという記録が残っているとされています。
背丈は1m~1.5m程度、枝の分岐が盛んなので放っておいても丸く可愛らしい樹形を維持することが可能です。
沈丁花には雄株と雌株がありますが、日本では雄株が多く、そのため実を見ることはほとんどないでしょう。
沈丁花の実は、赤くて可愛らしい姿をしていますが、猛毒があるので絶対に口にしてはいけません。
暑さや寒さにはそれほど弱くはありませんが、強いとも言えないので注意が必要です。
沈丁花(ジンチョウゲ)色別の花言葉はあるの?
沈丁花には白色・淡黄色・淡紅色があります。
しかし花色別の花言葉は、現在のところ存在していません。
【英語名】沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉
沈丁花は英名が『Daphne』『Winter Daphne』などで、学名は『Daphne odora』となります。
英語の花言葉
『glory』意味は「栄光」
『immortality』意味は「不死・不滅」
などがあります。
沈丁花(ジンチョウゲ)の種類
現在、日本にある沈丁花は主に3種類あります。
一般的な沈丁花
一般的な沈丁花は、外側は紅色で内側は白色をしており、花弁に厚みがあります。
白花沈丁花(シロバナジンチョウゲ)
真っ白一色の沈丁花で、緑の葉に映えます。
覆輪沈丁花(フクリンジンチョウゲ)
葉に特徴があり、縁色に黄色の斑が入っています。
花が咲かない時期でも、葉色を楽しむ品種です。
沈丁花(ジンチョウゲ)の季節や開花時期
沈丁花は冬から春にかけて花を咲かせる植物で、開花時期は2月~4月、冬の終わりと春の訪れを知らせる花だと言われています。
花屋に出回るのは3月~4月ですが、最盛期は4月です。
花持ちが良く、10日~20日程度は花を楽しむことができます。
強い香りが特徴の沈丁花ですが、樹木全体や実の部分に毒があることが知られています。
特に毒が強いのは、樹皮や樹液、根、果実などと言われており、口にすると下痢・嘔吐・心臓障害などが起こる恐れがあります。
樹液が肌に付着すると、皮膚炎や水疱ができます。
しかし花を煎じた汁には、歯痛や口内炎や喉の痛みの治療に役立つ効果があると言われています。
沈丁花(ジンチョウゲ)の誕生花
沈丁花が誕生花となっている月日は下記の通りとなっています。
・1月16日
・2月10日
・2月23日
・12月15日(白色)
・12月24日(白色)
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